【らんま1/2】第3話 感想|男なんか大っ嫌い!あかねの本音と久能先輩の迷走が炸裂!

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昔、夢中で読んだ「らんま1/2」。
大人になった今、改めて読んでみると…やっぱり最高でした。
このブログでは、そんな“らんま愛”をこめて、感想を気ままに綴っています。令和にもう一度、あのワクワクを――。

※本記事には『らんま1/2』第3話のネタバレが含まれています。まだ読んでいない方は先に原作を読むことをおすすめします!

第3話「男なんか大っ嫌い」あらすじ

今日から、あかねと同じ高校に通うことになった乱馬。
通学路でのふたりの会話からは、昨日のゴタゴタが少し尾を引いている様子。
その時に水をかぶってしまったことで、接骨院へお湯をもらいに行きます。その時のあかねの様子はいつもと違うようで――。
やっと高校についたふたり。そして登校早々に、あかねに次々とバトルを仕掛ける男子生徒たち。そこに現れたのは、ちょっとズレた“剣道部主将”!?

読んで感じたこと:あかねの恋。イケメン久能先輩は残念。

通学シーンの微妙な距離感

ギスギスしつつも、どこか自然なふたり

昨日の一件が尾を引いているのか、乱馬とあかねは朝からややギクシャク気味。
でも、通学路でのやりとりを見ていると、なんだか普通の同級生の会話っぽくて妙にリアル。
乱馬とあかねの登校シーンといえば、乱馬がフェンスの上を、あかねが歩道を歩いているのが定番。最終回まで読むと、よりこのシーンはエモさ爆発です。

最初の訪問時(第1話)は少し“よそ行き”だった乱馬も、今はあかねに対して気兼ねなく言い返す感じ。
そういう距離感の変化が自然に描かれていて、読んでいて面白いですね。

水をかぶって女乱馬に!あかねのやさしさが光る

通学中に、またもや不運な水攻撃で女の子になってしまう乱馬。
そこであかねがとっさに近くの接骨院にお湯をもらいに行く流れがとても自然で、彼女のやさしさがよく伝わります。

小学生の時は、あかねのさりげないやさしさに気づけない部分もありましたが、大人になって読んでみると、文句を言いつつも、乱馬のことをちゃんと気にかけているんですよね。
初めての学校だからと一緒に登校したり、お湯をもらいにいってくれたり――、やさしい子だなと思います。

東風先生登場!乙女なあかねも必見

接骨院で登場するのが、小乃東風(おのとうふう)先生。若先生らしい、やさしくてさわやかな先生。
実は、あかねの憧れの人なんです!

いつもは男勝りなあかねも、好きな人の前ではちょっとおとなしくなる――。
その姿がまさに「普通の女子高生」らしくて、ギャップがあってとても可愛いです!
令和版アニメでは、あかね役の日髙のり子さんが良い意味での”猫をかぶったような”恋するあかねちゃんを見事に演じられてます。

このワンシーンだけで、マンガでもアニメでも、あかねのキャラの幅がぐっと広がった感じがします。

高校では、いきなり大乱戦!?

やっと男の姿に戻れた乱馬とあかねが学校へ着くと…
待っていたのは、あかねに挑戦する男子生徒の集団!?

実は「あかねに勝てたら付き合える」という謎ルールがまかり通っている風林館高校(笑)。
生徒たちは真剣にあかねにバトルを挑みますが、もちろん彼女はバッサバッサと返り討ち!。
乱馬の強さの表現のためか、第1~2話ではあかねの実力はわかりにくかったですが、このシーンだけで強さがわかります。さすが天道道場の跡取り娘。

久能先輩、降臨

そして登場するのが、2年生の久能帯刀(くのう たてわき)先輩
剣道部の主将で、見た目はイケメン王子様風。だけど――中身がかなり残念!

“かっこいいのにズレている”という、まさにるーみっくワールドの典型キャラが爆誕します。
初登場時は、強そうでカッコいい、でも人の話はあまり聞かないぐらいなんですけど…今後はインパクト抜群!今後のお話で欠かせないキャラクターです。

まとめ

第3話「男なんか大っ嫌い」は、乱馬とあかねの関係がほんの少し近づき、そして“風林館高校”という舞台がしっかり見えてくる転機の回です。

あかねの心情や、乱馬の不憫な立場(男の姿でいられる時間が短い…)にも共感しつつ、久能先輩という(濃すぎる)キャラが投入されたことで、一気に物語のギアが上がってきました。

次回、どんな新展開が待っているのか…もう期待しかありません!

まさ

小学生の頃に『らんま1/2』に出会い、アニメ・原作漫画にどっぷりハマる。
令和になって再び「推し活」として『らんま』を再読し、ファンサイト「らんまメモリーズ」を立ち上げました。
2024年〜2025年にかけて展開される新作アニメにも注目中!

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