【らんま1/2】第1話 感想:ギャグも迫力も詰め込みすぎ!やっぱり最高の1話!

ストーリー解説・名エピソード

子どもの頃に夢中だった、あの「らんま」が帰ってきた!

小学生のころ、毎週水曜日の少年サンデーの発売日を待ちわびて読んでいた「らんま1/2」。
令和のアニメ化で、ふと懐かしくなって原作漫画を読み直してみました。
そしていきなりの第一話…「え、乱馬って女の子なの!?」「パンダデカいのに素早い!」と、やっぱり衝撃のスタートでした(笑)

久しぶりに読んでもやっぱり面白い。これぞ高橋留美子ワールド!の感想を伝えします。

本記事には『らんま1/2』第1話のネタバレが含まれています。まだ読んでいない方は先に原作を読むことをおすすめします!

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第1話「らんまが来た」ざっくりあらすじ

武道家・早乙女玄馬とその息子・乱馬が中国から帰国。
天道家に居候することになるのですが…あらわれたのは巨大なパンダとかわいい女の子だった!?

読んで感じたこと:テンポ良すぎ!キャラ立ちすぎ!

まず驚くのが、展開の速さとキャラの強烈さ

しかも、ギャグとシリアスとバトルがテンポよく混ざってて、読んでて飽きないんです。
ページをめくる手が止まらなかった…!

玄馬の字と早雲の涙で幕開け!インパクト抜群のスタート

冒頭からいきなり、玄馬の個性的な文字のハガキと早雲の号泣という強烈な組み合わせ(笑)
少年マンガのスタートページにしては、“地味にぶっ飛んでる”感じが、いかにも高橋留美子作品らしくて、一気に引き込まれました。

過去読んだときは何とも思わなかったのですが、玄馬のあの「震えたような独特の文字」、もしかしてパンダの時に書いたのかも?!
考えすぎかも…と思いつつも、今後でてくるパンダ姿での手書き看板の文字と違うので、本当にパンダ姿の時に初めて書いたハガキかもしれません(笑)。
その後、パンダの姿で文字を書くことになれたのか、手書き看板の文字は読みやすく上達したのかもしれませんね。

天道三姉妹の初登場!なびきの足に注目!?

天道家の美人三姉妹の登場シーンは、それぞれのキャラが一発で伝わる秀逸な導入。
かすみさんの台所での姿と、あかねのトレーニングシーンは、三姉妹の役割とか個性の違いが良くわかります。

中でもなびきの登場には目を奪われました…彼女らしい力をぬいた姿勢ですが、足がセクシーで素敵!(個人的感想)

パンダと女の子がバトル!?漫画なのに大迫力!

突如現れるパンダと少女(=らんま)のバトルは、漫画とは思えないほどの迫力!
標識で人を殴るという無茶苦茶さも含めて(現実では絶対にやっちゃだめ!)、テンポとギャグのバランスが絶妙です。
「スピーディで笑えて読者を飽きさせない」、まさに名シーンです。

アニメ版も最高!林原さんの声に胸熱!

ちなみにこのシーン、令和版アニメでも映像がとても素晴らしかったです。さすがMAPPAのクオリティ。

平成版でも印象的でしたが、令和版はからだの動きや表現がハンパないです。らんまの身軽さとパンダの重さを表しつつも色彩や「ドドドドドド」という文字が唯一無二の映像だなと感動しました。

女らんま役の林原めぐみさんの、あの高めボイスが懐かしすぎて、思わず当時(夜7時代に放送していた平成版アニメ)の記憶がよみがえりました。

天道家に現れたパンダにツッコミ炸裂!

天道家に到着したパンダ玄馬に、なびきのツッコミが冴え渡ります。
「友だちでなかったらなんでパンダがくるのよ。不自然じゃない。」
「これのどこが息子なのよ(ぱんぱん)」
――このテンポ感が本当に気持ちいい。読んでいてニヤニヤが止まりません!

らんま vs あかねの手合わせ!ふたりの個性が全開

らんまとあかねの初バトル(手合わせ)では、らんまの身軽さと強さ、そしてどこか可愛らしさまで伝わってきます。
一方のあかねも、強さと内面の揺れが描かれていて、短いシーンながら2人の関係性の土台が見えてきますね。

鈴の音から始まる、お父さんたちの再会シーン(笑)

「ちりりーん」と鈴の音が鳴って、おっちゃん2人(玄馬&早雲)の感動(?)の再会。
ギャグ満載の流れの中で、親友同士の長年のつながりを感じさせる演出もあって、ほんのり温かい気持ちになれました。

乱馬とあかね、まさかのお風呂場で初対面!

ラストは乱馬とあかねの衝撃の初顔合わせ!なんとお風呂場。
男女の違いが一番わかりやすい場面とはいえ、今の時代だったら難しいかも…と思わず感じてしまいます。

あかねちゃん、プロポーション抜群!
今後物語の中で、乱馬はあかねに「ずん胴」とよく悪口を言いますが、どこがずん胴なんだ?と思いますよ。(そんな二人のやりとりも男の子が好きな子をいじめたくなっちゃう感じの口喧嘩ですけど。)

そんな衝撃の初対面後、天道家の皆さんに改めて挨拶をする乱馬の少し恥ずかしそうな表情は、とても少年らしく、普通の高校生らしさがでていて、とても魅力的でした。

まとめ:第1話から全力投球!読んでよかった!

ギャグ、アクション、キャラ紹介、設定説明――全部が詰まった超濃密な第1話。
令和になって改めて読み返しても、「やっぱりらんまは面白い!」と再確認できました。

今読むと「性別が変わる」設定が新鮮すぎる

男→女に変わる設定って、当時は斬新だったし、今見ても面白い。その後の漫画界にかなりの影響を与えてると思います。

性別をテーマにしているけど、説教くさくなく、ギャグで魅せるバランスが絶妙なんですよね。

しかもこれにラブコメが絡んでくると思うと、今後がめちゃくちゃ楽しみ。

感想まとめ:第1話から掴まれた!

改めて読むと、「この設定でよくここまで世界を作ったな…」と感心しました。

・登場キャラの個性
・呪いの設定(今後判明)
・許嫁という恋愛要素
・笑えるテンポ感

全部1話で詰まってます。これはもう、続きを読むしかないですね!

まさ

小学生の頃に『らんま1/2』に出会い、アニメ・原作漫画にどっぷりハマる。
令和になって再び「推し活」として『らんま』を再読し、ファンサイト「らんまメモリーズ」を立ち上げました。
2024年〜2025年にかけて展開される新作アニメにも注目中!

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